【映画】「バーレスク」を見てきましたよ

予告編から受けるイメージから寸分違わぬタイプの映画って安心しますね。
田舎から出てきた主人公が、ナイトクラブ「バーレスク」のパフォーマンスに惚れ込み、やがてスターになり、変わっていく環境と人間関係の中で決断を迫られることになっていきます。シンデレラストーリーというかアメリカンドリームというかそんな感じ。
劇中では主人公を筆頭に、たくさんのダンサーが舞台を彩ります。歌詞やパフォーマンスが本編の流れを汲んでいるのはお約束ですが、特に日常と絡めたあたりは、とうとう舞台に上がれるようになった主人公の浮かれぶりと一生懸命さが伝わってくる、いいシークエンスでした。舞台がナイトクラブなので、パフォーマンスの演出や衣装はなかなかに遠慮なくエロいのですが、ダンスの迫力でなんかこう…エロいとか感じる暇があんまりなかったです。
ストーリーは素直で、なんかこう、見る前からずっと「幸せはシャンソニア劇場から」を思い出していた身としては、疑ってごめんなさいね…的なところがありました。いろいろな立場から劇場を愛して支える人たちがとてもいいです。演出家のおっさんいいキャラすぎで惚れるわ。あと、ダンサーのニッキが子供っぽくてしょうもない感じのキャラなのですが、これだけかわいければそりゃ勘違いもするんじゃね。というかわいさでした。お人形さんっぽい。
レビューの占める割合が高い映画なので、ぜひ劇場に足を運ぶことをおすすめします。