【映画】「50/50」を観てきましたよ

なんか最近、ガンの人が出てくる映画ばかり観ている気がする。
27歳で5年生存率50%のガンにかかるというややこしいことになってしまった主人公と、周りの人たちの物語です。人がよく、わりといいように扱われがちな主人公やその彼女、ちょっと過保護のきらいがある母親や新米カウンセラー、口は悪いし素行もいまいちだけど唯一ガンの前後で態度の変わらない親友などが出てきますが、主人公を含めてみんなどこかしら隙がある（人によっては隙がかなりでかい）のが、暗くなりすぎないように展開していく映画と相まってよかったです。
脚本家の実体験が元になっているシナリオですが、彼女と親友はちょっと戯画的に強調してないか？と思うようなところもありました。面白かったけど。ラストのちょっともだもだした感じもよかったです。リスタートで冒頭につながるのかなあと思いました。
「ノッキン・オン・ヘブンズドア」みたいな、男2人のしょうもなくもすばらしい友情が好きな人には特におすすめです。