いっそ森薫あたりでどうか

ちょっとした縁があって、森薫「シャーリー」(エンターブレイン)を譲り受けました。メイド萌えとか好きというよりは、貴族社会とその周辺そのものの雰囲気が好きなのかなこの人。と思ったのもあり、そろそろオースティンの「高慢と偏見」も萌え対象になってもいいんじゃないかな!などと血迷ったことを考えました。エリザベスたん萌えーとかでひとつ*1。「人間失格」が小畑健の表紙にしたらやけに売れたというし、せっかくだからどうですよ出版社の人。タイトルはごついですが、あれって中身はコバルト文庫ですよ。そのコバルト文庫が今に至るまで読み継がれ、サマセット・モームの挙げる「十大小説」に入っているというのが面白いところなのですが。
そういえばオースティンは「エマ」という作品も書いています。こっちのエマは我が道を行くお嬢様。

*1:参考リンクエリザベスたん