弱ってる時の本

ぼんやりしてるんだけど、何もしないのもー。みたいなテンションだったので、武田百合子富士日記」(中公文庫)を引っ張り出して読んでました。タイトルの通りに富士あたりでの生活を率直に淡々と書いた日記。なんだそりゃー!と思う部分もありつつ(飲酒運転とかね。いろいろフリーダムもいいところです)、買ったもの食べたもの感じたことの文字列を追っていくのは気遣いが少なくていいし、バイタリティにあふれていて悪くない。
しかし適当に読んでしおりもろくにはさんだりしてないので、読み終えた感どころかどこを読んだかも曖昧です。そんな付き合い方もできる本だということでもあるのかな。小説だったりするとこうはいかない。