会ってびっくりコスプレイヤーの話

ラクーア(元後楽園遊園地・現東京ドームアトラクションズ)に買い物に行くと、時々コスプレイベントに行き会います。うわなんかすごい格好の人がいっぱいいるよ!何事!と思ってから気付く。*1イベント会場でコスプレ見る分にはそうでもないのに、なんで遊園地で見るとびっくりするのかなー。遊園地はそもそも非日常に片足つっこんだ空間だと思っていますが(TDLは頭から異空間をかぶせて目覚めさせない場所という感じ)、そういった意味ではどちらも日常とはかみ合わないという部分がかみ合ってんじゃね?なんでこう引くんだろう。という疑問が長らく自分の中に巣くっています。
通路に集団でいるとか、遊園地そのものを楽しむよりも自分と他のコスプレイヤーとの交流がメインを楽しむためにいる(ように見える)とか、いくつか要因はあると思います。わたしがわりと神経質に場所の問題を重視しているということももちろんあります。*2どんな服装だろうとその行動はだめだろうというような人はこの際除外しておきますが、絡み写真とかを開いた場所で撮るのは勘弁するのです。他人事なのに血の気が引く。遊園地コスプレどうよ。と言った時にいい/悪いで両断できるほど簡単な問題でないことは確かだし、遊園地としても貴重な集客源になっているようなので、コスプレイヤー内でマナー底上げとかしてほしいところです。あと遊園地でやるなら子供が好きそうなジャンルにするとか。*3
余談ですが、同じくラクーアをよく利用する(そしてイベントに遭遇する)オタク属性のない人とこの話題になった時、「なんでコスプレってメイドなんだ」というところから泥沼にはまりかけました。使用人が女性の仕事に移っていった過程で従順さを強いられ家に縛られ、結構な確率でモノのように扱われたことは知ってるよ!日本の創作におけるメイドさんは、従順の象徴みたいに描かれつつ何気に立場が強かったりしてるのが多いし、都合がいいように理想化されてんだよ。たぶんコスプレ=メイドみたいになったのって、呼びかけが定型で便利なんじゃね。興味がない人でも予備知識として「ご主人様」「お嬢様」って覚えておけばそこまで驚かなくて済むからパターン化って重要なんだよきっと。というあたりで時間切れになりました。実際どうなんだろうなあ。

*1:ドームライブの内容によってはそれらしい衣装の女の子があふれていることもありますが、彼女たちはカオスながらなんとなく統一性があるのが面白い

*2:近しい異質はまったく理解できないジャンルよりも気になるのがやっかいだ

*3:これも場合によっては仕上がりが怖かったりするのが難しい。二次元から三次元って厳しいよな…と思うケースが多々ある