題名から受ける誤解の解消

スタンダール作・生島遼一訳「パルムの僧院」(岩波文庫)読み始めました。わたしはこの話を、僧院で修道士かその見習いあたりが繰り広げるややこしくも陰鬱な話だと思い込んでいたのですが(それなんて「薔薇の名前」だよ)、実際は活劇ですよー。と言われ、そのあまりにも重ならないイメージにショックを受け、図書館で見かけたのを幸いとして借りてみました。とりあえず今のところ主人公がアホの子すぎてどうしよう。こいついいところって顔しかなくね?気のせい?というレベル。まだ上巻なので続きに期待しておきます。
そして今さら、先に「赤と黒」を読んでおくべきだったかなという気分に。名作と呼ばれるものを読んでなさすぎる。