藤崎竜版「屍鬼」1・2巻を探し出して読みましたよ

売ってねー。2巻同時発売とどこかで見たのが数日前、昨日見た時は小さい本屋だから置いてないのかな?それとも近日発売を見間違えた?と思い、わりと品揃えがいい(店員さんのアンテナが高そうな)本屋に行くも2巻のみ発見、それならば出ていることは確実だからちょっと離れたチェーン店にと思ったら、ここも2巻しか置いていない。そうとなったら乗換駅にそこそこ大きい本屋があるから探しても2巻しかないんですねわかったよ秋葉原行ってくるよ!ということでブックファーストでやっと見付けました。長かった。単行本自体の発行部数が少なかったのか、入荷店舗に偏りがあるのか。
原作の小野不由美版はハードカバーの頃に借りて読んで、怖いグロい面白い長いのが楽しいっていうかオチー!という感じでいろいろと楽しんだのですが、藤崎版も原作にあった不気味さは受け継いでオリジナルになっている面白さでたいへん楽しい。続きが楽しみです。清信(住職)の外見は初見だとうわっと思ったのですがすぐ慣れました。それにしても老若男女キャラの数が半端ないのにちゃんと描き分けているのがすごい。描き分けてなおかつ藤崎絵なのがまたすごい。「封神演義」の時も、あれってほとんど名無しまで含めたら500人ぐらいいるけど大丈夫なんだろうかと思ったら杞憂だったわそういえば。*1
漫画版を読んで、どうやら印象的なシーン以外はわりと忘れているようなのでこれを幸い、小説版は読み直さないでおこうと思います。

*1:小説版は何度読んでも同じ場所で登場人物が混乱し始めそのまま終わってしまうのでした。いつか混乱を克服して読み通したい…